遺品整理で出てきたマイナンバーカードはどうすればいいの？対処法を解説します。

こんにちは！関東圏を中心に事故死や孤独死が発生してしまった現場において迅速に駆け付け解決に導きます特殊清掃のフルサポート関東です！

弊社はさいたま市を中心に日々遺品整理をお客様の元へ出向いて行わせて頂いている業者ではありますが、お客様からよく遺品整理についてのお悩みを相談される事があります。

その中の一つに、故人様のマイナンバーカードの処理方法について伺われる事が多くありました為、今回は『マイナンバーカード』の適切な対処法について詳しく解説していきます。

 

≪遺品整理中に出てきたマイナンバーカードの対処法≫

◇マイナンバーカードや通知書は返納義務のない本人確認書類

身分証明書となるマイナンバーカード。同じく身分証明書となる運転免許証と同様に、お亡くなりになった際は返納の義務があるかと思えば、実はそうではないのです。マイナンバーカードと通知書に関しては返納の義務がない本人確認書類です。返納義務のない理由としては、故人様の死後に対応する保険関係の申請等でマイナンバーカードがある事によってスムーズに進めていくことができるためと言われております。

保険類の申請などが全て終了した後であれば破棄してしまって大丈夫。通知書もしかり同じ方法で問題ないです。

 

◇死亡届を提出したタイミングで自動的に効力が失効するもの

故人様がお亡くなりになられた際に死亡届を市役所に提出しますが、その際に合わせてマイナンバーカードのもつ身分証明書等の効力についても自動的に失効される仕組みとなっている為、マイナンバーカードを止めて欲しいといった申請は別途必要になる事はありません。同じ市役所で管轄している為連動し対応してくれます。死亡届提出時にマイナンバーカードを持参しなければいけないなどといった決まりもありませんので安心しましょう。

 

◇返納する場合は市役所の窓口へ持参する

死亡保険等の申請系が全て終了した際、今後この故人様の個人情報がたくさん残っているマイナンバーカードを持っている事に不安を感じるようであれば、市役所に持っていき返納させてもらう事も可能です。相続される方が今後ずっと故人様のマイナンバーカードを管理する事に不安があれば、いっそこのように市役所へ返納してしまった方が思わぬトラブルに発展する事はないでしょう。

 

◇返納しない場合はご遺族でしっかりと保管、もしくはシュレッターなどで適切な処分を

各種申請等が済んだ後マイナンバーカードが不要になったタイミングで、上記のように市役所へ返納に行くか、もしくはこのようにご遺族様でしっかりと保管する方法もあります。マイナンバーカードであれば故人様の顔写真もついており形見として保管していたいと考えられる方もいらっしゃるでしょう。

また反対に、もう使わないから処分してしまいたい場合に関しても、マイナンバーカードは返納義務はないため、一般ごみで処分してしまう事も可能です。

ただしその際、しっかりとシュレッターやハサミで切り込みを入れてから捨てるようにしましょう。

 

遺品整理自体を行う事が初めてといった人の方が多い今、このように処理について困るお品物はたくさんあります。「このまま処分で問題ないのかな？」「これは返却しなきゃいけないのかな？」など、困るお品物に関しての解説を定期的にご紹介できるようにいたしますのでご参考に頂けますと嬉しいです。

また、マイナンバーカードは返納義務のない書類の為保険の申請時などにしっかりと活用できると故人様への対応も少し楽に進められるでしょう。

使い終わった後の管理まで対応できるように知識を付けておくといいですね。

 

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