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孤独死を迎えてしまった際の死体はどうなるの?発見時の状況とその後の対応について

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孤独死を迎えてしまった際の死体はどうなるの?発見時の状況とその後の対応について

孤独死を迎えてしまった際の死体はどうなるの?発見時の状況とその後の対応について

2024/07/07

こんにちは!関東圏を中心に事故死や孤独死が発生してしまった現場において迅速に駆け付け解決に導きます特殊清掃のフルサポート関東です!皆さま、身内の方に一人暮らしを行っていう方はいらっしゃいますか?そんな方に少なからずリスクとして降りかかるのがこの孤独死という問題。孤独死とは、主に一人暮らしの方が自宅などで誰にも気づかれずに亡くなってしまい、長期間発見されない状況のことを言います。この現象は近年核家族化が進んでいる事で急激に増加しており、重大な社会問題のひとつでもあるのです。そんな孤独死を迎えてしまった場合、その場に残された死体はどうなってしまうのでしょうか。そこで今回はそんな孤独死の死体の状態についてと、その後の対応について解説していきます。

目次

    孤独死の死体について

    いったいどうなってしまっているの?

    大きく3段階に分けて徐々に腐敗が進行していく

    孤独死を迎えてしまった場合、その死体は誰かに発見してもらう事ができるまで、徐々に腐敗が進んでいくものです。大きく分けて3段階で死体の腐敗状況が変わってきます。

    ①初期段階(孤独死発生から数時間~数日程度)

    • 死後硬直:死後数時間で筋肉が硬直し始める事を言います。死体が徐々に固くなっていくことで、亡くなってしまったら誰しもに起こる反応です。これは、死後24~48時間程度で最大に達し、その後徐々に緩やかになっていきます。
    • 死斑が出る:心臓が止まることで血液の流れも停止してしまいます。そのため、血液が重力によって床に近い部分の体側に集まってきてしまいます。集まってきた血液が皮膚から透けて見えるため紫色の斑点が皮膚に現れてきます。これを死斑と言います。

    ②中期段階(死後数日~数週間)

    • 腐敗の進行:体内に残る細菌や酵素の働きによって、死体の内側から徐々に組織が分解されだしていきます。これが進行することで徐々に腐敗臭となって部屋にも充満するようになり、死体自体も徐々に膨張し始めます。
    • 皮膚に変化が現れる:皮膚の色が緑や黒色のような色に変化していき、腐敗が進行する過程で防鳥することから徐々に皮膚上にも水泡として現れてきます。

    ③後期段階(死後数週間以降)

    • 腐敗は進み続けます:中期でも始まっている死体の腐敗、後期のタイミングでもどんどん進行してしまいます。骨までも見えてしまうくらいの腐敗の一途をたどります。
    • やがて乾燥する:すべての腐敗があらかた終了したタイミングで遺体の水分がなくなります。そうすることで皮膚や筋肉といった身体を構成していた組織は乾燥していきます。こうして最終的には骨だけが残るのです。

    孤独死が発見された後について

    死体はどのような処理方法になってしまうのでしょう。

    孤独死が確認されたら警察による検視に進みます

    孤独死が発見された場合、明らかに死因が病死である以外のケースでは、警察による検視を行うために、死体は速やかに警察署へと運ばれて行きます。検視では、いつ孤独死として亡くなってしまったのか・この亡くなってしまった人は誰なのか・死因は何なのかといったように、孤独死がなぜ起きてしまったのかという点について詳しく調べていくのです。ここで明らかにならない場合、司法解剖へと進みつつ、最終的にはDNA検査までして身元をしっかりと判明していくことになります。そのため、死体の腐敗状況が深刻な場合はこの検視に1カ月程度期間がかかることもあります。こうした警察による調査が全て終了した後、遺族の元へと返却されるのです。

    戻ってきた遺体はお葬式や火葬を経て埋葬する

    警察による検視が終了し、主にその亡くなった人の相続人に当たる人が中心で死体の引き取りを依頼されることになります。ここで引き取ったあとは、人が亡くなった後にする対応とほとんど変わりません。お葬式の手配をし、そのまま火葬を経て埋葬へと進んでいきます。この時、死体の腐敗進行状況がひどいケースであれば、お葬式の際などに人目に触れないような工夫を施すことがあります。また、仮にその死体の引き取りを拒否された場合や、相続人が誰もいない場合は、その人の住民票がある自治体によって火葬へと進んでいきます。このようにして死体の埋葬が終了した後、その人の生前に残していった遺品類の整理をはじめ、孤独死が発生してしまった現場の特殊清掃や原状回復・あるいは解体工事などの手配を速やかに行っていく必要があります。

    まとめ

    孤独死の死体は発見までにかかった期間に応じて変化します。

    孤独死となってしまった場合、その人の相続人に当たる人は、警察から突然連絡を受け孤独死を迎えてしまったという事象を知るケースもあるくらいです。このように孤独死の遺体引き取り人に当たってしまった場合は、しっかりと最後まで責任をもって死去後の対応を進めていくようにしましょう。

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