マンションで孤独死が発生してしまったら？発見時の状況とその後の流れについて

こんにちは！関東圏を中心に事故死や孤独死が発生してしまった現場において迅速に駆け付け解決に導きます特殊清掃のフルサポート関東です！皆さま、身内の方にマンションで一人暮らしをされている方はいますか？日本で今問題視されている孤独死、マンションでの一人暮らしの方にも少なからずリスクがあることをしっかりと理解した上で、万が一マンションで孤独死になってしまった場合について、発見時の状況とその後の流れについて解説していきます。

マンションで孤独死が発生してしまった場合のリスクとして想定されることは、その孤独死の事象の発見が遅れてしまう事が含まれます。これはマンションでの孤独死に限らず、孤独死というケースではほとんどにおいて発見されるまでに時間を要してしまうといった点がかなり高く、そのため発見までに時間がかかればかかるほど、遺体の劣化や腐敗が進行してしまうことで孤独死という現場をより悪列にしていってしまうのです。一人暮らしをしている方が高齢者になるにつれて孤独死というリスクはどんどん高まっていってしまうのです。

マンションでの孤独死発生においてリスクが生じるのは、衛生面上での点も挙げられます。孤独死の発見が遅れれば遅れるほど、その室内での状況は刻一刻と悪化の一途をたどります。遺体が起因して生じる血液や体液といった汚れをはじめ、遺体が腐敗することで生じる死臭や腐敗汁などの汚れまでもが発生することで、徐々に室内だけでなく室外までにも悪臭が生じ、そのニオイを察知したハエなどの害虫がたかって繁殖してしまうことにもつながっていきます。その点においてどんどん、そのマンションの一室から衛生面上を悪化させてしまいます。これにより影響を受けるのは、そのマンションに住まう方たちも該当するため、様々な人に大きな影響を与えてしまうのです。

マンションでの孤独死は、そのご遺族に当たる方々はもちろん、同じマンションに住まう人たちにも大きな精神的ストレスを与える事象になります。孤独死の発見現場を予期せず見かけてしまうケースや、その後の処理にかかわらなければならないケースもあり、他人であっても精神的な負担を強いられてしまうのです。

マンションで孤独死が発生することで、その部屋に対する物理的な損害も生じます。遺体の腐敗が進むことでその汚れが床や壁にしみ込んでしまう事があり、それを改善させるためには特殊清掃が必要になってきます。この費用は特に高額になるケースが多く、ですがマンションという集合住宅であるがゆえに必ず行わなくてはならない物なのです。

マンションでの孤独死を発見した場合、誰が第一発見者であろうとも、警察による調査が始まります。遺体は一度警察による検視のため回収されて行きます。その室内もしっかりと事件性がないかを確認されるため一度鍵もあずかられます。遺体に対しての検視も進めていくことで身元を判明させ遺族を特定していきます。

警察による検視が終了した後、相続を受ける方が中心となってその死去された方の対応を進めていきます。お葬式～埋葬までの手配をはじめ、様々な申請を行っていきます。

その際、孤独死の現場となってしまった部屋をしっかりと原状回復させるための特殊清掃を依頼する必要があります。一般的な清掃では取りきれないため、必ず特殊清掃業者に依頼をしましょう。これは、そこに誰も住まないからと言ってそのままにしておいていいというわけではなく、同じマンションに今後も住まわなくてはいけない近隣住民たちの事も考えて必ず行うべき事です。

死去後の対応や特殊清掃等が全て落ち着いたら、その亡くなってしまった方の相続人が集まり、遺産協議を始めていくことになります。死去後からここに至るまでにかかった費用などは全てこの遺産から支払っていく事になるため、遺産がある程度残っていた場合、相続人の実費で支払いが生じる事はありませんが、反対に遺産がほとんどない場合は、相続人である人で支払っていく必要があります。

マンションという、自己所有物件でありながらも集合住宅という特殊条件下での孤独死は、その方の遺族だけでなく近隣住民への対応も特に必要になってきます。万が一のケースに備えて立ち会ってしまった場合は責任をもって最後まで対応するようにしましょう。