遺体が腐敗しないために行う対処方法について|孤独死の場合には特殊清掃を
2025/01/24
こんにちは!関東圏を中心に事故死や孤独死が発生してしまった現場において迅速に駆け付け解決に導きます特殊清掃のフルサポート関東です!近しい親族の方の死を迎えられた経験はありますか?通常、病院や家族に看取られて亡くなられるケースが多く、そういった場合には遺体が腐敗してしまうといった事象はほとんど感じる事なく葬儀や火葬へと進んでいくものです。ですが、孤独死など遺体となって発見が遅れてしまうことで腐敗してしまうケースもあるため、実際のところ具体的にはどのような処置の違いがあるのかと疑問を抱える方も多いのではないでしょうか?今回はそんな疑問を解消していきます。
目次
遺体の腐敗を止める方法
通常はどんな処置を施すのかな?
とにかく『冷やす』
心臓の動きの停止と共に、身体的活動は全て停止されるものです。そのため、徐々に人体の内側から腐敗が進行していきます。通常は飲食物を分解するために活動する胃や腸が、消火物がなくなることで臓器そのものを分解してしまうことから腐敗が進行するのです。そのため、息を引き取られたあと、そのままの綺麗な状態をできるだけ長く持たせるためにも対処を行うものです。
具体的な方法として代表的なのが、ご遺体を物理的に冷やすというもの。冷やすことで腐敗進行を助長する中温菌の活動を抑制することが出来ます。そのため、病院や葬儀社によるエンゼルケアを行う際にはごく一般的に行われる方法です。保冷剤やアイスパック・氷・ドライアイスなどでご遺体そのものを冷やしていきます。
腐敗が進行しやすい場所をメインに
ご遺体を冷やす場合には、腐敗が進行しやすい身体の場所をメインに冷却を行っていきます。通常時では腹部と胸部に使用していきますが、ご遺体の状態によっては通常よりも腐敗進行が速そうであったり、葬儀や火葬までの日程が長期間である場合などには、腹部・胸部に合わせて鼠径部や前側頸部・腋窩部といった箇所にも保冷をしていきます。
腐敗が進むにつれて出てしまう体液等は都度拭う
こうした冷却による腐敗を食い止める処置を行ったとしても、どうしても体内から体液が出てきてしまうことがあります。一昔前であれば、こうした体液のあふれ出るシーンを食い止めるために鼻や口といった身体にある穴に綿を詰めることが一般的でしたが、近年では綿を詰めても完全に防ぐ事ができないという観点から、出来るだけご遺体に負担のかからないよう、あふれ出た際に都度拭うといった方法を取られるケースもあります。
孤独死・事故死の場合の遺体
腐敗が進行してしまった場合にはどうするの?
出来るだけ迅速に火葬を行う
上記では通常の死去を迎えられたご遺体に対しての腐敗進行を食い止める方法をご紹介してきましたが、孤独死や事故死といった特殊なケースでは考え方を変えなくてはなりません。こういった場合にはすでにご遺体の腐敗が進行してしまっているケースが多く、そのため、可能な限り早く火葬を行ってあげる事が重要です。腐敗のためにウイルスや細菌などの衛生的な面による問題が生じてしまう為、ある程度割り切って進めるようにしましょう。
葬儀対応と共に現場の特殊清掃を依頼
また、こういったケースでは葬儀や火葬の段取りを行うと共に早めに特殊清掃の依頼も進めておきましょう。腐敗した遺体が起因となって発生する汚れに対し適切な方法で現場を清掃することが可能です。放置してしまうとどんどん劣悪な室内環境が進行してしまう為、早め早めの対処で進めるようにしましょう。
まとめ
遺体を腐敗させない工夫のために綺麗な状態でお別れが出来る
今回は通常の死去時における遺体の腐敗を食い止める方法と、すでに腐敗してしまっている場合について解説してきました。状況に応じてスピーディに判断していくことが大切です。慌てる事なく、心のケアもしながら対処していきましょう。
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