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原状回復はどの程度必要なの?孤独死や事故死のケースでのラインについて

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原状回復はどの程度必要なの?孤独死や事故死のケースでのラインについて

原状回復はどの程度必要なの?孤独死や事故死のケースでのラインについて

2024/06/16

こんにちは!関東圏を中心に事故死や孤独死が発生してしまった現場において迅速に駆け付け解決に導きます特殊清掃のフルサポート関東です!皆様、身内の方に一人暮らしをされている方はいませんか?ある日突然前触れもなく、その一人暮らしの室内で死去してしまった場合、その方の相続人に当たる場合はその方の死去後の対応を全て進めていかなければなりません。死去後の対応と聞くと、お葬式や相続についてはピンとくるでしょうが、その方が住まわれていたおい部屋の片づけも含まれてきます。住んでいたお家が賃貸物件の場合は原状回復といって、住まわれる前の状態へと室内を清掃して退去する義務がありますが、いったい原状回復はどの程度行わなければいけないのでしょうか。今回は何が含まれて、何は行わなくていいのかというラインについて解説していきます。

目次

    原状回復はどの程度必要なのか

    どっちの責任か、が基準のルールです。

    原状回復とはある事象がなければ発生しなかった状態に戻すこと

    原状回復とは、賃貸物件の場合ではほとんどの契約に記載のあるルールで、借主がその部屋を退去する場合において、借りた部屋を本来のあるべき状態に戻して退去するという義務の事です。多くの場合は契約書に明記されており、ある事象がその室内で発生しなければつかなかったであろう汚れや傷に対して元の状態へと戻す事をルール化されているのです。

    借りた当初の状態まで完璧に戻す必要はない

    よく勘違いしてしまうのは、退去する場合に必ずしもすべてが原状回復の対象にはならないという事です。一般的に生活している方であれば、特別室内に傷をつけたり相当な汚れを生じさせるといったことは起こりにくいでしょう。また、一般的に使用することで劣化が進んで知ってしまうようなものや事象に関しては原状回復の対象外となるため、全てを全て借りた当初の状態に戻すというルールではありません。

    経年劣化に含まれる事象

    • クロス:日光に当たることで変色が生じてしまうヤケや、カレンダーや写真などを掲示するために使用する画鋲などの穴は経年劣化や通常消耗に当たる
    • 床:畳のこすれやフローリングのワックス剥げ、家具を置いていたことによる変色は経年劣化に該当する
    • 水回り器具:通常使用で想定される一般的な汚れ・劣化は経年劣化の対象内
    • 窓:湿気や使用によるパッキンのすり減りは経年劣化の対象

    通常退去ではない、孤独死や事故死の現場は原状回復はほとんど必須

    上記までは、あくまで通常に生活し通常に退去する場合の原状回復について解説をしてまいりました。ここからはその借りている室内で孤独死や事故死が発生してしまった場合、そのお部屋を退去するにあたっての原状回復で必要になる程度をご説明いたします。賃貸物件の室内で死去されてしまった場合、通常退去では想定できない事象が発生している為、相当の範囲で原状回復が必須になると考えましょう。

    遺体起因で生じる汚れに対しての原状回復が必要

    一人暮らしの室内で持病などもなく、なんの前触れもなく突然死去してしまう場合、事故死が発生したという事象に該当します。なんの前触れもない事がほとんどのため、身内や友達などもまさか死んでしまっているという考えには至らず、そのため死去してしまっている事を発見できるまでに時間がかかります。遺体は、心臓が止まってしまってからは刻一刻と体内から腐敗が進んでしまいます。その腐敗が進むことからどんどんその室内に悪影響をもたらしていくのです。このことから、事故死や孤独死が発生してしまう室内では、通常想定されない汚れが生じてしまっている為、原状回復は必須になります。死んでしまった理由にもよりますが、血を流して死亡してしまったのであれば、その血液の汚れを除去するための原状回復が必要ですし、遺体発見までに時間がかかることで生じる体液などの汚れも、本来であればその室内には生じなかった汚れになるため原状回復が必要になります。汚れがその室内だけで済んでいる場合であれば不幸中の幸いですが、死臭や害虫なども発生してしまっている場合、その遺体のあった室内だけではなく、借りているお家すべてに対して原状回復処置を施す必要が発生するため費用もどんどん高額になるケースがあります。

    そのため、内装リフォームを施し原状回復をするケースもあり

    こういった現場には原状回復として特殊清掃を施していきますが、その専用の清掃でも取りきることができなかった場合は内装リフォームを施す事で原状回復を図ることもあります。あくまで、そのある事象がなければ発生しなかった状態に戻すことを原状回復というルールにしてはいますが、その室内で死去してしまった場合はそもそもすでに想定されていない事象のため、ほどんど原状回復が必要です。

    まとめ

    孤独死や事故死の場合の原状回復は必ず必須になる事を理解しましょう。

    原状回復はどの程度必要かという点を解説してきましたが、孤独死や事故死の現場になってしまったらほとんどすべてのケースにおいて原状回復は必要になります。経年劣化は除き回復を図るものですが遺体起因の汚れがそれ以上に発生してしまっている為、基本的に全てを清掃・リフォームする事になります。どこをどの程度原状回復しなければならないかは、その賃貸物件の会社によって変わってきますのでしっかりと確認してから進めていきましょう。

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    特殊清掃のフルサポート関東
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