孤独死の後始末はなにが必要?手順と注意点を解説
2024/07/21
こんにちは!関東圏を中心に事故死や孤独死が発生してしまった現場において迅速に駆け付け解決に導きます特殊清掃のフルサポート関東です!孤独死が発生すると、残される遺族や関係者にはとてつもない辛さと大変さを残してしまう事になります。特にその後の処理が複雑になることが多く、今回はそんな孤独死の後始末についてフォーカスしていきます。
目次
遺体について
孤独死の遺体はどのように対処するの?
残置物なしの場合は20~35万円
孤独死が発生した場合、まず初めにされる確認では医師・もしくは警察官による故人の死亡確認が進められます。明らかに病死である場合はその場で意志による死亡診断書が作成されます。この段階で死因が不明な場合は警察官による検視が必要になるため遺体は警察に引き取られて行きます。検視が終了すると遺族の元に遺体が返却され、死亡診断書がもらえるという流れになります。
速やかに葬式~埋葬を進める
遺体の死亡診断書が出たら、速やかに死去後の対応を進めていきましょう。お葬式の手を進めると共に、その方の死去に際し必要な申請等を進めていく必要があります。また、孤独死の現場となってしまったその室内の対処も合わせて行っていく必要があります。
孤独死現場の清掃について
特殊清掃で徹底した清掃を
特殊清掃ができる業者を選定
孤独死現場の清掃と消毒は専門業者に依頼するのが一般的です。遺体が長期間放置されていた場合、強い悪臭や有害物質が発生するため、専門的な知識と技術が必要です。業者は専用の装備を使用して徹底的に清掃を行います。
清掃だけでは対処できない場合は原状回復工事
特殊清掃でも取りきれないような事象に対しては、その該当箇所に対して内装リフォームを施し原状回復を図るケースもあります。賃貸物件の場合は賃貸契約書に細かくルールが決められているケースがあるため、管理会社やオーナーの方と事前に相談しておくと安心でしょう。
特殊清掃が終わったら
あとは何を進めるのでしょう?
遺品整理が必要
孤独死を迎えた方の生前大切にしてきた遺品類を全て、遺品整理していく必要があります。この時、孤独死という一般的ではない死去方法となってしまっている為、遺族による現場での遺品整理が心苦しい対応になってしまうケースもあります。そんな状況であれば、遺品整理業者や特殊清掃業者に合わせて遺品整理や残置物撤去を行ってもらうといいでしょう。遺品整理では貴重品をはじめ依頼者の想いをしっかりと反映し残したいもの・処分するものを分けていきます。処分するものについても全て遺品として丁寧に扱い、物によっては供養を施して手放すお手伝いを行っていく方法になります。反対に残置物撤去の場合では、明らかな貴重品以外は全て不用品として処分してしまう方法の事を言います。より分けていく時間がかからない点から残置物撤去の方が早く整理できるため、特に急いでいるケースでは残置物撤去で依頼をするといいでしょう。
その後相続人による相続協議が始まる
お葬式~遺品整理まで全て一通り落ち着いたら、ここから相続人による相続協議へと進めていくことになります。今まで死去後の対応にかかった費用は残されている遺産から相殺される事になります。そのため、残されている遺産がほとんどない場合はこれらにかかった費用は相続人が負担することになります。また、故人が生前に抱えていた負債などがある場合も相続人が請け負わなければならないため、こういった明らかな負債が原因で相続を辞めたい場合は速やかに家庭裁判所へ相続放棄の申請を行いましょう。死去を知った3ヵ月以内に申請を行う必要があるため、放棄する場合は早めに対処が必要です。
まとめ
孤独死の後始末には様々な対応があります。
孤独死という特殊状況下での死去、残された方たちには想定外のことで頭も心もいっぱいになってしまうことでしょう。ですが、実際やらなければならない事もたくさんあり、できる限り迅速に動いていく必要があります。可能な限り頼れるところは業者を使いつつ、しっかりと後悔の無いお別れができるといいですね。
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