孤独死と孤立死の違い
2024/08/03
こんにちは!関東圏を中心に事故死や孤独死が発生してしまった現場において迅速に駆け付け解決に導きます特殊清掃のフルサポート関東です!皆さま、『孤独死』という言葉と『孤立死』という言葉の違いをご存じでしょうか?近年日本において重大な問題の一つともなっている一人で死去してしまうこの事象について、今回は詳しく解説していきます。
目次
孤独死とは
どんな状況のことかな?
誰にも看取られず亡くなること
孤独死とは、周囲の人に気づかれる事なく誰にも看取られずに亡くなってしまうことを言います。特に一人暮らしの家庭で多く発生し、そのことから亡くなってしまっている事に気が付くまでの時間がかかることで遺体の腐敗が進んでしまう事があります。高齢者に多く見られる事象でもあり、発見までには3日~長いと数カ月にわたってしまう事もあります。この孤独死は今の日本で進んでしまっている核家族化の影響や、家族と疎遠になってしまうといった理由から深刻化しているのです。高齢者の一人暮らしでは、若い方に比べ自身での外出頻度もそもそも少なく、来訪する方も少なくなってしまう事から孤独死をしてしまっていても発見されるまでに時間がかかってしまうのです。
孤立死とは
なにが違うのかな?
社会との繋がりを持たないまま亡くなること
反して孤立死とは、社会的なつながりを持たないままに亡くなってしまうケースを言います。孤独死と似ているように感じますが、家族や友人がいても、精神的に孤立している状態で亡くなる場合もあり、それらを孤立しと言います。家庭内の問題や精神的な孤立、社会からの疎外感を感じる事が理由の一つにあり、例えば同居していたとしてもコミュニケーションをとることがほとんどなく、心の支えがない場合や、職場での人間関係が希薄であるときに該当します。
孤独死と孤立死の共通点
なにが一緒かな?
社会的な孤立が引き起こす問題
孤独死と孤立死は両方ともに、社会的な孤立が問題ともいえる事象です。どちらのケースでも周囲とのつながりが薄く、何かしらの支援を受ける機会すらも少ないことが多い傾向にあります。社会的孤立は健康状態の悪化や精神的な問題を引き起こしやすく、結果的に死亡に至るリスクを高めてしまっているのです。
孤独死と孤立死の違い
どこが違うんだろう?
発見までにかかる時間
一般的に孤独死は一人の状況で亡くなってしまう事から発見されるまでに時間がかかってしまいます。反対に孤立死では必ずしも発見が遅れてしまうわけではなく、周囲や同じ建物内に人がいるケースもあるため比較的早く発見される事になります。
居住環境の違い
孤独死を迎えてしまう方の多くは一人暮らしを行っているケースが多いです。家族や友人との交流は、定期的にわざわざ連絡をしなければいけない状況であることから発見までに時間がかかってしまいます。反して孤立死は家庭や職場など、複数の人がいる環境でも発生します。
孤独死と孤立死を防ぐには
どんな対処法があるのかな?
家族や友人によるサポート
家族や友人と日頃から密に連絡を取り合う仲になっておくことは、孤独死や孤立死を防ぐためにも効果的です。特に高齢者の一人暮らしには社会的なつながりを維持するために重要です。
見守りサービスを活用する
近年注目を集める見守りサービスを利用しましょう。見守りサービスとはテクノロジーを利用したセンサーやカメラを設置し、なにか異常が発生した際に迅速に対応できるようにすることができます。これにより孤独死や孤立死の早期発見が可能になるのです。
まとめ
孤独死も孤立死も社会的繋がりが重要
孤独死と孤立死は、似ているようで異なりますが、どちらも今の社会において深刻な問題であり課題ともあるものです。いかに早期に発見できる環境を作っておくことができるかどうかでその後の対処にも大きく影響してくるため、できるだけ事前に対処を行っておきましょう。
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