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死体は溶けるの?孤独死の場合はどうなってしまうのかについて

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死体は溶けるの?孤独死の場合はどうなってしまうのかについて

死体は溶けるの?孤独死の場合はどうなってしまうのかについて

2024/08/09

こんにちは!関東圏を中心に事故死や孤独死が発生してしまった現場において迅速に駆け付け解決に導きます特殊清掃のフルサポート関東です!孤独死という環境下でなくなってしまった場合、発見されるまでには日数がかかってしまうものです。そんな日数がかかる経過で死体が溶けることがあるのでしょうか。今回はそんな疑問を解消すべく詳細に解説していきます。

目次

    孤独死の死体は溶けるのか

    どうなんだろう?

    経過をたどりつつ徐々に溶けていく

    孤独死など、亡くなった瞬間からすぐに適切な処置を受けられなかった遺体については経過をたどりながら徐々に溶けていきます。

    • 初期段階:死体の腐敗は、死後すぐに始まります。初期段階では、体内の酵素や細菌が活動を始め、細胞が分解されていきます。この段階では、目に見える大きな変化は少なく、主に内部での化学反応が進行しています。
    • 中期段階:腐敗の中期段階になると、体内のガスが生成され、死体は膨張します。この段階で、皮膚が変色し、強い悪臭が発生します。また、体内の液体が漏れ出し、環境に影響を与え始めます。この液体が溶けるように見える現象の一因です。
    • 後期段階:後期段階では、体内の組織が完全に分解され、液体化が進行します。この段階で、死体は「溶ける」ように見える状態になります。皮膚や筋肉、内臓などの組織が液状化し、遺体全体が崩れやすくなります。

    体内にある細菌や湿度・温度が原因

    死体はなぜ腐敗し溶けるのでしょうか。それには、体内に残る細菌と、その室内の湿度と温度が関係しています。

    • 細菌による腐敗:死体の液体化は、細菌の活動が大きく関与しています。細菌は遺体の組織を分解し、さまざまな酵素を分泌します。これにより、固体であった組織が徐々に液体化します。特に湿度が高い環境では、このスピードが加速します。
    • 自己融解:細胞自身が持つ酵素によって細胞が分解される現象です。死後すぐに始まり、腐敗の進行に伴って加速します。自己融解によって細胞壁が破壊され、内部の液体が流れ出します。こうした働きも溶ける要因の一つです。
    • 湿度と温度:死体の液体化には、湿度と温度が大きく影響します。高温多湿の環境では、腐敗が早く進行し、液体化も早まります。逆に、低温乾燥の環境では、腐敗が遅く進行し、液体化も遅くなります。このため、季節や環境によって液体化の速度が異なります。

    死体が溶けてしまったら

    どうやって特殊清掃していくの?

    特殊清掃のプロが徹底的に対処する

    溶けてしまっている孤独死の遺体の場合、警察による調査等が全て終了したのちに、特殊清掃業者による徹底した清掃が必須となります。そんな現場、特殊清掃業者はどのようにして片づけていくのでしょうか。

    • 現地調査:現場を確認し、腐敗液の漏れや汚染の範囲を特定します。その後、必要な機材や薬剤を準備し、迅速に作業を開始します。
    • 腐敗液の除去:特別な吸引機や拭き取り用具を使用し、腐敗液を徹底的に除去します。床や壁に染み込んだ液体も可能な限り取り除きます。この作業は非常に丁寧に行う必要があります。
    • 室内の消毒と消臭:腐敗液を除去した後、消毒と防臭を行います。強力な消毒剤を使用して、細菌やウイルスを殺菌し、現場の衛生状態を回復します。また、防臭剤を使用して、腐敗臭を取り除きます。これにより、快適な環境を取り戻すことができます。

    これで取りきれない場合は原状回復工事で復旧を図ります。

    まとめ

    死体が溶けるのは人体のメカニズム

    今回は孤独死の死体が溶けるのかについて解説してきました。徐々に腐敗が進行する過程で溶けていってしまうため、できるだけ早い孤独死発見が重要なポイントです。

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