孤独死などの現場での原状回復、することはどんな内容でしょうか。
2024/06/15
こんにちは!関東圏を中心に事故死や孤独死が発生してしまった現場において迅速に駆け付け解決に導きます特殊清掃のフルサポート関東です!孤独死や事故死といった、一人暮らしの室内である日突如死去してしまい、その発見を早急にしてもらえないケースが発生してしまうと、その遺体は日数が経過するごとに徐々に劣化が進んでしまいます。どんどん状況が悪くなるにつれて、その室内にも遺体が起因とする汚れがどんどん蓄積していくことに・・・。そんな室内を元の状態へと戻す作業の総称を原状回復といいます。では、この原状回復ですることとはどんな内容があるのでしょうか。今回は孤独死や事故死の現場の原状回復ですることについて解説していきます。
目次
孤独死・事故死の原状回復ですること
どういう流れで進むんだろう?
警察の調査が終了後、ご依頼者からの依頼を受ける
孤独死や事故死といった、室内で死去してしまった場合、発見者はまず警察や救急隊を呼ばれます。なぜ亡くなってしまったのかという原因を確認後、そのお家の持ち主になるご遺族や、物件管理者の方から原状回復のためのご依頼を我々特殊清掃業者が承ることとなります。この際、そのまま日数が経ってしまうよりもなるべく早く対処を進めた方が原状回復にかかる手間を最小限に抑える事ができます。最小限に抑える事ができるという事は原状回復にかかる費用の削減にも直結してくるため、可能な限り早く依頼を行いましょう。
ハエやウジ虫といった害虫が発生している場合は害虫駆除からスタート
遺体の発見に時間がかかればかかるほど、その死臭をかぎつけてハエやウジ虫といった害虫がその室内に発生してきます。ハエはほんの少しの死臭を察知し、室内へと小さな隙間から入り込んでしまいます。そして死臭の発生する遺体に卵を生みつけ、日数も短い周期で孵化してしまう事から、死去後数日以内にはウジ虫などが大量発生してしまうのです。夏場であれば死後3日程度で大量の害虫が発生してしまっている事も。すでに害虫が発生してしまっている現場で行う原状回復ではまず何よりも先に害虫駆除を施していきます。害虫に効果のある殺虫剤を用いてその室内の隙間まで徹底的に施していきます。
発生している死臭・悪臭に対する消臭・脱臭
害虫駆除が必要ない現場や、害虫駆除の処置が一通り終了したら次は、その室内に発生しているニオイへの対処を進めていきます。遺体は死後1時間以内から徐々に腐敗が進んでいきます。その腐敗はどんどん腐敗臭として体外へと発生していくため、発見までに時間がかかればかかるほど、室内や室外までにも強烈な悪臭を発生していくのです。室内に蔓延してしまっているニオイに対しても対処を施すのが原状回復です。専用の薬剤を使用し徹底的な消臭・脱臭を進めていきます。1度の処置で取りきれないニオイの場合は日数をかけて繰り返し処置を施し、最終的には無臭の状態へと戻していきます。
血液や体液といった汚れの処置
室内のニオイへの対処もある程度施したら、次は遺体の血液や体液といった汚れに対する処置を行っていきます。遺体の腐敗が進み腐敗臭が漂う中、そのと共に体液がどんどんと流れ出てしまうのです。それらに対して通常の清掃では取りきれない汚れにも効果のある薬剤を使用しつつ、元の状態へと戻していきます。
残されている物の遺品整理もしくは残置物撤去
ある程度汚れに対しての処置を施したら、その室内に残されている遺品の処理に入っていきます。ご依頼者様の要望によって、遺品整理として進めていくのか、残置物撤去として廃棄処分にするのかといった流れは変わってきます。全て廃棄に回す残置物撤去の方が手間がかからない分費用は安くなる傾向にありますが、思い入れのある遺品をしっかりと残していきたいというご要望を抱かれる方もたくさんいますので、そういったケースには遺品整理を承ることもあります。
特殊清掃では取りきれなかった汚れ部分を解体
特殊清掃で全ての汚れも取りきる事ができ、遺品の運び出しも終了できた状態で原状回復が完了する場合もありますが、そのお家の持ち主の原状回復ルールに達していない場合は、その箇所をリフォームしていく必要があります。賃貸物件の場合は特にその管理会社によって原状回復のルールに違いが生まれます。そのルールにのっとって、原状回復を進めなければなりません。こういった場合は特殊清掃で取りきれなかった箇所を一度解体していきます。床やクロスといった箇所を丁寧に剥がしていきます。
解体後、内装リフォームとして作り変える
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まとめ
原状回復ですることはその部屋を元の状態へと戻すための必要な流れです。
孤独死や事故死といった室内で発生する現場は、原状回復が必要になるケースはたくさんあります。大枠、今回の流れが原状回復ですることになりますが、賃貸物件なのか持ち家だったのかという違いでも、必要になる内容・必要いではない内容が異なってきます。まずはその家の持ち主は誰なのかを明確にし、賃貸物件であった場合は管理会社へ原状回復の基準の確認を行う、持ち家だった場合はその後誰が住むのか・解体するのか・売りにだすのかという先の事を考えつつ原状回復の依頼を進めるといいでしょう。
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