遺品整理の際に出てきた印鑑はどうする？対処法を詳しく解説します♪

こんにちは！関東圏を中心に事故死や孤独死が発生してしまった現場において迅速に駆け付け解決に導きます特殊清掃のフルサポート関東です！

遺品整理、皆さまはやられたことはありますか？

近しいご親族様が行う事が多い遺品整理ですが、故人様のお品物を整理することで捨ててしまってもいいのかと判断に迷う物が出てくる事はたくさんあります。

今回はお困りのお品の一つでもある『印鑑』に関しての対処法を詳しく解説していきます。

 

≪遺品整理中に印鑑がでてきた時の対処法≫

◇実印は死亡届と共に効力が亡くなるため処分可能

実印とは、その人印鑑だと言う事を市役所などで印鑑登録をしている印鑑のことを指します。重要な契約（お家の購入やローンを組む時、会社を設立するときなど）をする際に使用する事が多い印鑑です。

故人様がお亡くなりになったことを死後7日以内に市役所へ届け出を行うこととなっておりますが、死亡届が市役所にて処理されるタイミングに合わせて、印鑑登録を行っていた実印の登録も削除される為、遺品整理で見つかる実印には実はもう効力がない事が多いです。そのため、そのまま処分をしてしまっても悪用されるといったトラブルは起こりません。

ただ、そのまま処分する事に抵抗がある場合は、以下の方法を検討してみてはいかがでしょうか？

～実印の対処法～

①神社やお寺で供養してもらう

近所の神社などに問い合わせをし、実印の供養をお願いできるかを確認してみましょう。しっかりと供養してくれるため安心してお渡しできます。

②印鑑屋さんに持って行き処分してもらう

街にある印鑑屋さんなどでは、無料での引き取りを行っている店舗さんもいらっしゃいます。店舗によって回収した印鑑を供養してくれるサービスが付いている事もあるので一度探してみてはいかがでしょうか。

③印鑑屋さんなどで署名を掘り直してもらう

印鑑屋さんに故人様の実印を持って行き、署名の掘りを変更し掘り直してもらえるかを確認するのはどうでしょうか。柄の長い印鑑ですとか種類によってにはなりますが、掘り直してくれる店舗さんもいらっしゃるので、ご遺族様が引き継いで使用していくことができます。

④買取業者に買い取ってもらう

そのまま処分するのはもったいないとお考えであれば、買取業者に買い取ってもらえるかを確認するのはいかがでしょうか。種類などによって買取対象かどうか変わってきますので詳細を伺うと良いでしょう。

⑤形見として受け継ぐ

故人様の実印を形見として受け継ぐ事で、利用価値はないものの、故人様を想うお品に変えるというのはどうでしょうか。

 

◇銀行印の場合は財産分与などが終わるまで大切に保管

銀行印とは、銀行で口座を開設する際に登録をする印鑑の事を指します。銀行のATMで下ろせないような大金を移動させたい場合など、銀行の窓口で依頼をする際に使用する印鑑で、実印と並びとても大切な印鑑です。

財産分与を行う際にも使用することがあるため、銀行印は大切に保管しましょう。

 

◇認印の場合は処分可能

認印とは、三文判とも呼ばれるような比較的簡素な印鑑の事を指します。これに関してはどこに登録をするといった事もなく、使用方法は、宅急便の受け取りのサイン替わりで使用したり、会社や学校など、簡単な書類での契約の際に使用することができます。

このように簡単な印鑑であるため、特に処理方法などはなく、一般ごみとして回収してもらう事ができます。念のため署名の部分を彫刻刀やカッターなどで潰してしまった腕上でゴミに出すといいですね。

 

◇シャチハタなどの簡単な印鑑も処分OK

シャチハタとは、印鑑に朱肉が付属されており、スタンプのような感じで簡単に押せるのが魅力的な印鑑。シャチハタも認印同様特に登録などはなく、簡単な書類やサインの変わり程度の使用方法です。

そのため、故人様の遺品の中からシャチハタが見つかった場合は特に処理を必要とせずとも捨ててしまって問題ありません。

 

様々な種類のある印鑑。実印は1つの事が多いですが、銀行印ですと銀行ごとに印鑑を変えてしまっている場合や、認印・シャチハタといった簡単な印鑑はついたくさん集まってしまうこともありますよね。遺品整理で大量の印鑑が出てきた場合はしっかりと確認をしつつ適切に処理を進められるといいですね。

 

【遺品整理のお手伝い、させて頂けませんか？】

さいたま市を中心に遺品整理を承っております特殊清掃のフルサポート関東では、ご依頼者様ごとに違うご依頼内容に柔軟に寄り添う事をお約束致します。

遺品整理で出てきたお品物をそのまま買取させていただく事もできますので、ぜひなんなりとご相談下さい。