スーツは遺品整理でどうやって処理したらいいの？最適な方法を解説します。

こんにちは！関東圏を中心に事故死や孤独死が発生してしまった現場において迅速に駆け付け解決に導きます特殊清掃のフルサポート関東です！遺品整理を進めている際に出くわすお品物で、処理方法に悩んでしまうようなケースはよく起こります。今回はそんなお悩みの種になる『スーツ』について解説していきます。スーツはたくさん持っている方だと何十セットともなるとても嵩張るお品物。それらの処理方法を解説いたしますので、ぜひ遺品整理時の参考になさってください。

遺品整理の際に見つける、という流れではなくなってしまうかもしれませんが、故人様にそのスーツを着用させてあげたうえでお葬式や火葬へと進むのはどうでしょうか。スーツを着せられないような状態なのであれば羽織らせてあげるだけでもいいでしょう。故人様が生前スーツをよく着用されているイメージが強い場合であれば、最後の瞬間もスーツを着用させてあげることで普段に近い故人様を表現できます。葬儀場や火葬場でスーツ着用が問題ないようであればおすすめの方法です。

遺品整理時で見つけたスーツ類、形見として引き継ぐのはいかがでしょうか。スーツは形やサイズが細かく、しっかりと着用できるサイズかどうかにもよりますが、問題なく使用できそうであれば形見分けしてもらうといいでしょう。また、ご親族様にてスーツが欲しい方を募り、譲るのもおすすめです。状態のいいスーツであれば譲り受ける方も喜んでくれるでしょう。

スーツ専門の買取業者へ持参し買い取ってもらう方法です。スーツは一般的なリサイクルショップの場合買い取ってくれないことの多いお品物です。なぜ買い取ってもらえないかというと、そもそもスーツを購入したいと思う人がリサイクルショップで購入するケースが少ない為です。古着は使用された感がその服のアジと判断され高く評価されますが、スーツの場合使用された感が出ているとそれはアジではなくただの劣化になってしまいます。そのため中古のスーツを購入する方が少なく、買取対応も少ないのです。その点、スーツに特化した買取業者であれば中古のスーツを買い取ってくれる可能性があります。状態や、そのスーツのブランドによって左右されますが、一度査定を行ってもらうといいでしょう。

譲る先もなく、買取業者にも依頼ができない場合は処分を行いましょう。スーツは衣類の為可燃ごみで提出してしまおうと考えがちですよね。次にスーツを処分する際の注意点についてまとめておりますのでご一読ください。

処分するスーツの枚数が１着～３着の場合であれば可燃ごみで回収してもらっても大丈夫でしょう。スーツのジャケットやスラックス、スーツの際に使用するワイシャツやコートも点数が多くなければ可燃ごみで大丈夫。ただし、ベルトなどの金属を含むものの処分時には注意しましょう。

処分をするスーツの点数が多い場合は、可燃ごみではなく廃品回収で処分するといいでしょう。厳密にいえば、処分するスーツが何十点とあったとしても可燃ごみで出せないわけではありません。ですが可燃ごみは回収された後通常通り焼却炉で焼かれて処分されます。そのため環境に配慮した処分方法ではありません。たくさんの量のスーツを一気に処分するのであれば、廃品回収に持っていくといいでしょう。適切な方法で集められた廃品類たちは様々なリサイクル方を経て新たによみがえります。子ども会や学校内で定期的に行っている廃品回収に持参するか、地域の無料リサイクル回収ボックスへ持参し処分するようにしましょう。

遺品整理時に発見するスーツの処理方法について解説をしてまいりました。スーツは着用サイズが合わないと譲り受けられないという点はある為中々形見には使用しずらいお品物です。状態がよく着数も多いようであればスーツ専門の買取業者へ買取依頼を行ってみるといいでしょう。また処分を決めた際には、環境にも配慮した処分方法を検討することで今後の未来への貢献もできます。適切な方法を知って負担の少ない遺品整理を進めていけるといいですね。