遺品整理で大量のライターが！適切な処分方法を解説

こんにちは！関東圏を中心に事故死や孤独死が発生してしまった現場において迅速に駆け付け解決に導きます特殊清掃のフルサポート関東です！遺品整理を進めていると、どう処理したらいいかと悩んでしまうようなお品物によく出くわすものです。今回はそんな遺品の中にある『ライター』の処理方法について詳しく解説していきます。一般的に使用し処分する際もついつい悩んでしまいがちなライター。大量に出てくるような遺品整理の場面でも、適切な処理方法を知って悩まず対応できるようにしましょう！

遺品整理をすることで発見するライターの処理方法としてまずご紹介するのは、この欲しいと言ってくれる人に譲る方法。昔ながらの従来のたばこを吸っている人であればライターは必須です。またお仏壇へ線香やろうそくに火をつけるために使用したり、お子様たちと花火で楽しむケースにライターは以外と重宝します。必要の場合は100円均一ショップで購入したりもしますよね。そんな方たちが周りにいらっしゃれば、こういった遺品整理で出てくるライターをもらってくれるかもしれません。まずは周りの方々にライターを必要としている人がいないかを確認しましょう。間違っても、無理やり人に勧めることは控えましょう。

周りにライターを必要としている人がおらず、ご自身たちでも不要である場合は処分するほかないでしょう。ライターを処分する際には、注意する点が多々ありますので以下にて解説いたします。

ライターを処分する方法については、地域によってさまざまです。ライターとひとくくりに言っても、種類は様々あります。それぞれ安全な方法で適宜処分を行いましょう。ライターは発火性危険物に該当します。そのため処分する方法は詳しく指定されています。さいたま市の場合でお話をしますと、中身を全部出し切った状態で有害危険ごみの日に透明な袋へライターのみを入れて収集所に出しておくこととされています。中身を使いきれなかった場合はその袋に『中身が入っています』というメモを残して出しておきましょう。回収に来てくれる方が把握をし安全に処理を進められます。ライターを処分したい場合はまず『お住まいの地域』×『ライター処分方法』で検索をし、市のサイトを確認するようにしましょう。

ジッポライターのように、金属でできている部分があるライターを処分する際は注意が必要です。一般的なライターと同様に、中身のガス抜きを終えたのち、ある程度分解をして処分する方法になります。金属でできている部分は、金属ごみや不燃ごみでの回収となることが多いでしょう。詳細はお住まいの地域の回収ルールにのっとって行いましょう。

一般的なライターでも、特殊なライターでも処分をする場合はまず中身に残っているガスを抜き切らなければいけません。一般的なライターのガス抜きを行う場合、着火レバーを下に下げた状態で布製の粘着力の強いガムテープで固定し放っておくことで、2時間程度で完全に内部のガスを抜き切ることが出来るでしょう。ZIPPOなどのガスを注入するパターンのライターであれば、ガスの注入口をドライバーやペンチの先などで押し込みガスを抜きましょう。ゆっくり押し込むことでガスが勢いよく飛びちることを防げます。いずれも屋外でガス抜きを行いましょう。室内でやり始めてしまうと抜けたガスが部屋中に漂ってしまいガス中毒を起こしてしまいます。

ライターの処理方法が分かっても、大量に出てきてしまい全部に対応ができない場合や、処分に困ってしまうのであれば、遺品整理業者や不用品回収業者へご相談されるといいでしょう。両者ともライターの回収も行ってくれ、適宜最適な方法で処分へと進めてくれます。遺品整理業者であればライターの処分だけではなく、遺品整理ごと依頼をすることが可能ですので、遺品整理に必要であった時間を、日々の生活を大切にする時間へ戻すことが出来ます。費用は掛かってしまいますが、故人様の死去からせわしなく時間が過ぎてしまったご自身への休息も大切です。一度検討してみるのもいいでしょう。

遺品整理で見つかるライターの処理方法について解説してまいりました。周りの方でライターを必要としている人がいれば難なく対応できますね。処分する場合は、処分しようとする地域の処分ルールに基づいて処理を行うことでトラブルなく進められるでしょう。