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遺品整理における原状回復ってなに?必要な場合の注意点について解説いたします。

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遺品整理における原状回復ってなに?必要な場合の注意点について解説いたします。

遺品整理における原状回復ってなに?必要な場合の注意点について解説いたします。

2024/04/13

こんにちは!関東圏を中心に事故死や孤独死が発生してしまった現場において迅速に駆け付け解決に導きます特殊清掃のフルサポート関東です!遺品整理を行う際に、『原状回復』という言葉を耳にすることはありませんか?多くの場合、遺品整理を行う場所が賃貸である際に直面する問題の一つです。今回はそんな現状回復が必要になるケースと、原状回復を確認する際の注意点に関して詳しく解説していきます。

目次

    原状回復って?

    どういうこと?

    賃貸物件などで元の状態に戻してから家主に引き渡すこと

    原状回復とは、主に賃貸物件などの賃貸契約書に基づき定められているものです。借りている側がその部屋を退去する場合に、その住んでいた部屋を本来あるべき元の状態に戻してから家主に返却する必要があることを言います。この原状回復は、賃貸物件を借りている者の義務として2020年に改正された民法にて定めらているのです。

    原状回復は賃貸契約上の義務です。

    原状回復は、賃貸物件を借りる際に必要である賃貸契約上にも記されている果たさなくてはならない義務です。借りている側の不注意や、手入れが行き届かなかったせいでの劣化は全て原状回復の対象になります。賃貸を借りる際、多くの場合は初期費用とともに敷金を支払っていませんか?この敷金は、こういった退去の際に原状回復が必要な箇所の補修に充てられるのですが、その敷金で賄いきれなかった分を原状回復として請求されるものとして考えましょう。

    原状回復が必要なケース

    どういう場合?

    壁紙がはがれてしまっている・極端に汚れている場合

    賃貸で借りている部屋の内装にあらる壁紙が、ところどころ大きくはがれてしまっていたり、極端に汚れてしまっている箇所はありませんか?こういった場合は壁紙を張り替えて補修する必要があるため原状回復の対象になります。また、賃貸物件の管理会社によっては指定の壁紙が決まっているため、勝手に補修して原状回復を逃れようとしても難しいケースが多いです。明らかにはがれてしまっているような場合は無駄にあがこうと思わず、管理会社に確認を行うと安心です。

    床に水のシミやカビが発生している場合

    床に水のシミやカビが発生してしまっている場合も原状回復の対象になるでしょう。キッチン周りや洗面所、お風呂前などの水を使用する床は特に、知らないうちに水が飛んでしまいそれが浸透し、そこのフローリングが悪くなってしまう悪循環が起こりやすい箇所です。範囲が狭い場合でも、そのフローリングや床材によっては大きな面ごと交換をしなければいけない場合は高額な費用が掛かる可能性があります。

    極端に深い傷やへこみがある場合

    床や壁・天井に極端に深い傷やへこみがある場合も原状回復の対象になります。家具を移動したりと日常生活で結構傷をつけてしまうものです。極端な傷の場合は原状回復として補修対象になる可能性があることを把握しましょう。

    エアコンを引いた際にできる穴の処理

    賃貸住宅に住んだ後にご自身で取り付けたエアコン。エアコンは外に置く室外機とエアコン本体を配線でつながなくてはいけないため、どうしても建物の壁に穴をあけて取り付けます。そのため、賃貸物件から退去する際にエアコンを撤去した場合にできるその配管の穴を補修するために原状回復の対象となる可能性があります。賃貸管理会社に確認を行い、エアコン撤去時の簡易的な補修だけで問題ないか、原状回復としてしっかりとした補修が必要かどうかを確認するようにしましょう。

    経年劣化は対象外です。

    原状回復は、経年劣化とは違います。

    経年劣化とは、時を重ねるごとに何もしなくても絶対衰えてしまうものを指します。そのため、新品の畳と、数年たった後の畳の色の変化や、時とともにできる壁紙のつなぎ目のはがれなどは経年劣化の対象になります。原状回復は経年劣化以上の劣化、主にそこに住まう人の故意によるものである場合に対象となるので違いを理解しましょう。

    原状回復時の注意点

    ここに注意!

    何十年も住んでる場合、賃貸契約書のルールが違う可能性がある

    その借りている賃貸物件に、その故人様は何年住まわれていたでしょう?数年程度であればよっぽど起こりませんが、何十年と同じ場所に住み続けていた場合、その賃貸物件を管理している会社が変わってしまっていたり、同じままでも使用している賃貸契約書のルールが変更になっている可能性があります。そのため、当時の契約書を元にするのか、最新の契約書を元にするのかを確認する必要があります。今現在管理をしているところに確認を行いましょう。

    公営住宅に住んでる場合、部屋ごとにオーナーが違う可能性がある

    公営住宅に住まわれていた場合、特に注意が必要です。公営住宅は部屋ごとにオーナーが違う場合があります。そのため、賃貸契約書の内容もそれぞれに違うことがあります。公営住宅で遺品整理を行い退去を行う場合は、その地域の住宅管理センターへこの公営住宅についての問い合わせを行うといいでしょう。

    賃貸契約書に基づいた原状回復を。

    しっかり確認しよう

    賃貸物件で遺品整理を行う場合、どうしても付きまとうのがこの原状回復です。今現在の管理会社やオーナーさんに詳細を確認し、しっかりと対応しましょう。

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