故人様所有の車の遺品整理方法について

こんにちは！関東圏を中心に事故死や孤独死が発生してしまった現場において迅速に駆け付け解決に導きます特殊清掃のフルサポート関東です！です。遺品整理を進めていく中で故人様が生前所有されていた車はどうやって処理したらいいのかとお悩みになることはありませんか？今回はこういった故人様名義の車の処理パターンや、処分や相続する際の注意点について解説していきます。

故人様名義の車の遺品整理方法として考えられるパターンの一つが、この親族の中で誰かが譲り受けて乗り続けていく方法です。今現在車を保有していない方や、車の買い替え時期と重なるタイミングの方がいれば特に喜ばれる方法でしょう。故人様名義の車を譲り受ける場合、名義変更の手続きが必要なため、しっかりと対応しましょう。

特に乗り続けたいという方がいらっしゃらない場合は、車自体を買取業者へ売却してしまう方法もあります。この場合故人様の車の状態にもよりますが、人気車種やまだ新しい車であれば高値で売却できる可能性があります。また、買取業者へ直接販売するため即現金化が可能です。遺産相続の際にもすぐに対応できるためメリットのある方法です。

誰も譲り受ける人のいない場合で、その車の状態も悪く買取業者への査定に期待ができない場合は、車自体を処分する方法もありま。いわゆる廃車にしてしまうということです。車の廃車手続きには注意するポイントがあるため以下にて解説していきますね。

故人様名義の車を譲り受ける場合には、相続手続きと名義変更手続きが必要ということを認識しましょう。名義変更手続きには新しい所有者の住所情報などを登録する必要があるため、事前に書類をそろえて持参しましょう。

譲り受けるその車の車検期間の確認を行いましょう。つい最近まで乗り続けていたような車であればよっぽど大丈夫ですが、何年もそのままの状態となっていた車の場合、車検が切れてしまっている可能性があります。車検が切れている状態で公道を走ってしまうと法律違反となってしまい運転者が責任を問われるこ都になります。その車を動かす前に必ず確認を行い、仮に車検が切れていた場合はお近くのディーラーや車検を行ってくれる自動車整備工場に問い合わせをし車検を通してから運転するようにしましょう。

その譲り受ける車へ、車両保険などをつけなおしましたか？保険は一般的に個人と車につくものが多いため、故人様が生前に加入されている車両保険では対象外になっている場合があります。譲り受けてそのまま乗り続ける予定なのであれば、速やかに車両保険の見直しを行いましょう。

故人様が所有していた車を誰も引き継いで乗ることが出来ず、また状態も古いことから廃車にすることを決めるケースもあるでしょう。この場合特に注意が必要です。故人様の所有していた車ですので、車も列記とした遺産になります。そのため廃車手続きの前に相続手続きを行わなければいけません。廃車しようとしている車が軽自動車の場合は、廃車手続きを進める方のお名前に名義変更を行ったうえで廃車手続きへと進めることが出来ます。普通自動車の場合もまずは名義変更を行い相続を受けたうえで廃車手続きに必要な書類を集める必要があります。

故人様名義の車は、列記とした遺品の一つです。誰かが譲り受けて乗り続けるのであれば適切な方法で名義変更を行いましょう。また、廃車にする場合はその車の種類によって必要書類をそろえ、速やかに対応を進めていきましょう。相続手続き後の廃車処理はなかなか時間のかかるものです。時間に余裕をもって対応を行うようにしましょうね。