原状回復の費用相場について｜孤独死や事故死の現場を徹底的に復元いたします。

こんにちは！関東圏を中心に事故死や孤独死が発生してしまった現場において迅速に駆け付け解決に導きます特殊清掃のフルサポート関東です！皆様、『原状回復』という言葉を耳にしたことはありますか？賃貸物件に住まわれている方なら一度は聞いたことがあるかもしれませんね。借りている賃貸を退去する際に、ある程度元の状態へと戻すことを原状回復というのですが、その原状回復にかかる費用の相場ってどのくらいかかるのかと疑問を持たれることもあるでしょう。その賃貸物件で孤独死や事故死など、一般的な退去ではなかったケースも含めて、原状回復にかかる費用の相場を解説していきます。

原状回復とは、主に賃貸物件に住まわれていた際に入居当初にかわす契約書上にも記載されている事項です。退去する際は入居時と同等レベルの部屋の状態に戻してから貸主に返却することを義務づけられています。そのため、一軒家や持ち家などの場合では原状回復という言葉を使う事はありません。

原状回復の対象になるのは、使用することでどうしても劣化していってしまうような経年劣化の物は除き、故意による破損などが対象になります。大きな物を床に落として傷ができてしまったり、壁に荷物をぶつけて穴をあけてしまったような場合には原状回復の対象となります。

賃貸物件に住まわれている方が引っ越しに伴うような通常の退去の場合は、原状回復にかかる費用について、入居時に支払い済みである敷金から賄われる範囲であることが一般的です。通常に生活する程度であれば大幅なリフォームが必要になるというケースは少なく、そのため敷金の費用内で賄いきれる場合が多いです。万が一故意による破損や汚れが激しい場合は都度そのタイミングで管理会社から請求されるような流れです。

通常の退去とは異なる、孤独死や事故死が発生してしまった賃貸物件の退去の場合は、原状回復費用はかなり高額になるため認識しておきましょう。まずは、その室内を特殊清掃を施していき、血液や体液・害虫や死臭に対する処置を施していきます。特殊清掃だけでは取り除けなかった汚れに対してはリフォームを行うなどをし原状回復を行っていく必要があるのです。これらは、その亡くなってしまった方の相続を受ける方が中心に対応を進めていく流れになるので、身内で孤独死や事故死が発生してしまったら、できる限り迅速に原状回復の手配を進めていきましょう。

孤独死や事故死における賃貸物件の原状回復にかかる費用の相場に関しては、一概には中々説明しづらいものです。そのリフォームが必要な範囲によってかかってくる費用は様々だからです。孤独死や事故死が一人暮らしの室内で発生してしまった場合、その遺体を発見するまでに時間がかかります。そういった期間を有してしまう事で、遺体の腐敗が進んでしまい、特殊清掃の必要性をさらに高めていくのです。ついたばかりの血液や体液を清掃するのと、日にちが経過してしまっている現場を掃除するのでは難易度が全く異なります。発見が遅くなればそれだけ、原状回復にかかる費用が高額になると思っておきましょう。床やクロスの一部分に頑固な汚れが定着してしまっているような場合であればその該当箇所だけをリフォームする方法をとることもできるため費用的には安価に抑えられる可能性もありますが、死臭が室内にこびりついてしまったり、部屋中に汚れが散漫してしまっている場合は室内全てを総リフォームしなければいけないことも。そうなってくると、原状回復にかかる費用も莫大になってしまうという認識を持ちましょう。以下は、あくまで部分ごとの費用相場を記載しております。また、原状回復は賃貸物件を管理している業者によってもルールが異なります。使用する材料に指定があるケースもあるので、原状回復のリフォームを行う際は管理会社に確認を行ってからの方が安心です。

賃貸物件における原状回復の費用相場について解説してまいりました。通常の退去時では敷金で賄えることが多いですが、それ以上に請求されないように、日ごろから部屋を劣化させてしまうような行動を控えましょう。また孤独死や事故死が発生してしまっている際の原状回復ではリフォームが必要な範囲によって費用も変わってきます。迅速に遺体発見を行う事でそういった費用も抑えられるため、可能な限り早く原状回復を行ってしまいましょう。