孤独死で亡くなってしまった方の葬儀について|通常とは異なるのでしょうか
2024/07/28
こんにちは!関東圏を中心に事故死や孤独死が発生してしまった現場において迅速に駆け付け解決に導きます特殊清掃のフルサポート関東です!皆様、身内の方に一人暮らしを行っている方はいらっしゃいますか?その方がある日突然孤独死を迎えてしまったら突然の事で強く動揺してしまうことでしょう。こういった孤独死を迎えてしまった場合、遺体の葬儀は通常通り行われるのでしょうか?そこで今回はそんな孤独死の方の葬儀について解説していきます。
目次
孤独死の場合の葬儀について
通常と異なるのかな?
孤独死の多くは公営の火葬施設で火葬される事が多い
孤独死という特殊状況下でなくなってしまう場合では、遺族による葬儀の手配からの火葬という流れではなく、公営の火葬施設で火葬~埋葬のみを行うというケースが多くあります。これは、孤独死の場合死因が明らかになるまで警察で検視をされる事から、死去からどんどん日数が経過してしまい、その分遺体の腐敗が進行してしまう事が要因となります。検視にはどのくらい時間がかかるかわかりません。孤独死発見までの時間が流れれば長かったほど検視にも時間を有します。そういった日数がかさむ事でどんどん遺体の腐敗が進行し、そのまま火葬させてあげたい状態になってしまうのが現状なのです。
遺族が葬儀をするか・しないかを決められる
もちろん、孤独死を迎えてしまった方の遺族が、葬儀をするかしないかという選択をすることができます。そもそも、孤独死を発見した場合に死因がすぐに明らかになれば、遺体の引取にはさほど時間がかかりません。そのため、発見が早ければ通常通りの葬儀をさせてあげられる事もあります。反対に死因がはっきりしなかった場合には検視に時間がかかり、時には1カ月近く引取できないケースもあるのです。そのため、遺体の腐敗進行が深刻化してしまう事から、遺体引取に合わせて公営の火葬施設でそのまま火葬し、遺骨を引き取って帰るという流れが一般的です。また、遺体の腐敗や損傷が激しい事で衛生面上の問題も生じる事からすぐに火葬が推奨されるという理由もあります。
葬儀をする場合は葬儀会社選びに注意
孤独死を迎えてしまった方にもしっかりと葬儀をやってあげたいという意向を抱える遺族様は、通常のような葬儀を行っていく段取りを始めることもあります。検視期間中に葬儀会社を探しておくとスムーズに進められるでしょう。ですが、この葬儀会社探しの際には、孤独死の遺体の場合の葬儀を受け付けてくれるかどうかを必ず確認しましょう。葬儀会社によっては孤独死の葬儀に対応できないとする場合もあるため、事前に十分に説明を行いましょう。
故人に身寄りがない場合も埋葬までは執り行われる
孤独死を迎えた方に相続人がいない場合でも、公営での火葬および埋葬まではその自治体にて行ってもらえます。遺骨の引き取り先もない場合には5年程度自治体の方で保管され、その後『無縁塚』という場所に埋葬されるのです。
葬儀にかかる費用は相続人が負担する
相続人がいる場合であれば葬儀にかかる費用は原則相続人が負担することが一般的です。この後行われることになる遺産分割協議の際にかかった費用を相殺することもできます。また、相続人がいない場合については火葬~埋葬までにかかる費用は自治体にて負担することになります。
まとめ
孤独死の葬儀は状況に応じて判断しよう
孤独死を迎えてしまった方の葬儀は、その遺体の腐敗状況を考慮し検討していく必要があります。一刻も早く火葬してあげたい状況であれば葬儀は必ず行わなければならないというわけでもありません。その際は埋葬後、定期的にお墓参りに出向いてあげるなどし、弔いの気持ちを忘れなければ大丈夫です。その時の状況に合わせて一番最適な対応を進めていきましょう。
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