実家じまいの大切さ|遺品整理と合わせて問題点や流れを徹底解説
2024/02/25
こんにちは!関東圏を中心に事故死や孤独死が発生してしまった現場において迅速に駆け付け解決に導きます特殊清掃のフルサポート関東です!皆さま、ご自身のご実家はまだありますか?ご両親ともにお亡くなりになられたまま、実家をそのまま放置している状態ではありませんか?実はこういったケースは多くあるのです。中々大変なこの実家じまい。先のばしにしてきてしまっているかも知れませんが、必ずいつかはやらなくてはいけません。今回は実家じまいにおける問題点や流れを遺品整理と合わせて解説していきます。
目次
実家じまいって?
どういう意味?
実家じまいをするきっかけ
どういう時に起こるの?
その実家に住む人がいなくなった時
実家じまいをしようとするきっかけの一つがこの「住む人がいなくなった」状態。ご両親ともに施設に入居してしまったきり退院の見込みがない状態である時や、すでに他界してしまっている場合が含まれます。また、ご両親の他界後、お子さんがそのまま引き継ぎ住まわれていたが、ご結婚やお仕事の都合などでその家を出なければいけなくなった場合も実家じまいに当たります。今の時代多くの家庭が核家族化している為、中々ご両親と同居をしているというケースは多くないでしょう。ご両親ともに無くなってしまった際、一旦相続として名義上実家を受け継ぐといった方法を取りがちですが、その後具体的に実家じまいを進めていかなくてはなりません。
維持費が高額な為
誰も住んでいないとしても一旦実家を相続した場合、維持費がかかり続けるという事はご存知ですか?ご自身がそこに住んでいないからといって、税金や維持費が免除されることはありません。一軒家の場合多くは固定資産税と都市計画税という税金がかかり続けます。都市計画税は、そのお家の地域によってかからないケースもありますが、固定資産税に関しては土地・建物ともに発生する義務です。また家が建っている事でこういった税金は「住宅用地の特例」というルールに基づき安い支払いで設定がされているため、家だけを解体し土地だけにしてしまう事によって支払う税金が高くなります。そのため空き家の状態で置いておいた方が安く済むかと思いきや、その実家が特定空き家という判断を受けてしまうと固定資産税が6倍にもなってしまうのです。
【特定空き家の対象条件】
- 倒壊の心配があり、保安上危険であると判断された場合
- 衛生上有害となる恐れがある場合
- 適切な管理が行われていない事により著しく景観を損なっている場合
- 周辺の生活環境の保全を図るために放置する事が不適切である場合
固定資産税や都市計画税といった税金は払えたとしても、一軒家は何かとメンテナンスがかかるものです。人が住まない事で急速に劣化が進むお家は定期的に点検が必要になります。これを疎かにしてしまう事で自然災害時に実家が起因でご近所の方に迷惑をかけてしまいトラブルに発展する事になってしまいます。住んでもいないのに永久的に税金やメンテナンス費用をかけ続ける事・・・どう思いますか?
実家じまいのポイント!
これ知ってる?
実家じまいが大変な理由
どこが大変なの?
実家内全ての遺品整理から開始
実家じまいは、全てを片付けて・処分する事を指すため、まずはお家の中の残っている遺品を全て片付ける作業から始まります。遺品整理同様、残すもの・処分するものと仕分け作業を行って各所ルールに基づき処分を進める必要があります。これが一番大変な作業と言っても過言ではありません。そもそもがご自身たちの物ではなく遺品整理となるため、捨ててしまってもいいのか判断を付けにくいお品物がたくさんあるでしょう。また大型の家具や家電が残っている場合は、それぞれ粗大ごみなどで処分する必要があり、各所に依頼の連絡を行ったりと手配をする必要があります。部屋数が多ければ多い程、残っている遺品の量も多い事でしょう。それらを全て片付けていく作業に時間を取る事が難しく、中々実家じまいを進められないという現状があるのではないでしょうか。
売りに出せても中々買い手がつかない
実家じまいはその遺品整理を終えた後、そのお家と土地、もしくは更地の状態で売りに出し、書いてがついてくれる事でようやく終了になります。その際、そのご実家を売りに出したとして、一体どのくらいの期間で買い手が付くでしょうか?築年数が古かったり立地面が良くなかったりすることで中々買い手がつかずいつまでたっても売却できない何てことはよくある事です。本来であれば希望価格でさっと売却したかったにも関わらず、早急に手放したいというご意思からどんどん価格を下げざる追えず、最終的に想定よりも売却金額が減っているケースは大いにありえますので、物件を探している様々な人に見てもらえるよう、できる限り早急に売却対応を進めると良いでしょう。
空き家の状態での問題点
そのままではいけない理由って?
思わぬトラブルを招いてしまう点
空き家の危険性をご存知ですか?やはり日々人が住んでいない分、メンテナンスの頻度などもおろそかになりがちな為、劣化している事に気が付く事が遅れてしまいます。それによって自然災害時にお家の屋根が飛ばされてしまったり、地震の際に倒壊してしまう危険性を高めます。その実家だけで被害がとどまればいいですが、飛んで行った屋根がよそのお家に危害を加えたら?地震で倒壊した際にご近所の方を巻き込んでしまったら?取返しのつかない状況に陥ってしまいますよね。さらに空き家は劣化の危険性だけではなく、安全性から見ても大変危険なものです。不審者に浸入されて住まわれてしまったらどうでしょう。また、空き家を拠点にし危険な事件に発展してしまったらどうしますか?どう転んでも良かった事には繋がりませんよね。様々なトラブルからご実家の名誉とご自身たちの安全を守るためにも早急に実家じまいは必要だと考えます。
実家じまいの流れ
どうやって進めていくの?
家の中の遺品整理を行う
方向性が決まったら、実家じまいのために遺品整理を進めていきましょう。実家に残っている全ての遺品を処分する必要があります。ただし、更地に戻す予定で取り壊しが決定している場合は解体業者によっては大型の家具などの木製で出来ているものはそのまま取り壊しが可能なケースがあります。遺品整理はその遺品の量によって進み方の時間は様々です。すでにある程度片付いている場合は難なく終える事ができるかもしれませんが、住んでいた状態のままの実家であれば遺品整理にはとても時間がかかるものだとお考え下さい。仕分け作業をするだけが遺品整理ではありません。仕分けた後に適切な方法で処分をしなければならず、粗大ごみや不用品回収業者への依頼と言った作業も合わせて必要になります。そういった細々とした対応が難しい方や、遺品整理に時間がさけないと言った場合であれば遺品整理業者に依頼をすると良いでしょう。
実家じまいにかかる期間はそれぞれ
ケースによって様々です。
売却するまでの期間はやってみないとわからない
お家のままで売却する場合も更地で売却するにも、売却までにかかる期間は、出してみないとわかりません。こればっかりはいつ誰がその場所を気に入って買ってくれるかといったご縁に近いものの為、期間を定める事は難しいです。お家のままで売却をし、中々買い手がつかないことから更地にしたことで買い手が付いたり、更地でも売れず何年もそのままで、孫にあたる方々がご結婚を機にその土地へ新築を建てる為売却をやめるケースもあります。逆にすごく人気のエリアなどであれば掲載瞬間に売れてしまう可能性もあるので、不動産業者に掲載依頼を行ったら念のため早急に引き渡しができるように段取りを進めていきましょう。
実家じまいも遺品整理業者へお任せ!
悩んだら、遺品整理業者にご相談下さいませんか?
実家じまいは遺品整理と同様に
まとめ
ご実家に住まわれる事が無くなってしまったそのタイミングで、遺品整理と合わせて実家じまいを検討しませんか?思い出の詰まった実家を処分するのは大変辛く感慨深いものではありますが、長く空き家としておいて置く事で金銭面だけではなく様々なリスクが生じます。実家じまいの大切さを理解し、負担の少ない方法で進めて行けるといいですね。もし個人での実家じまいが難しい場合は弊社のような遺品整理業者への依頼もオススメです♪少しでも多くの方がスムーズで安心できる実家じまいを実現できますように。
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特殊清掃のフルサポート関東
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